海外生活

スイスのクリスマス

クリスマス

 

スイスのクリスマスってどのように過ごすんですか?

 

こんな質問にお答えいたします。
はなみ

 

 

キリスト教最大の祭典クリスマス。

 

キリスト教とはいえ住む国によって違うもの。

 

私の住むスイスでは、子供たちのプレゼントは12月6日に聖ニコラウスが、

 

12月25日にクリストキントが持ってくる。

 

サンタクロースのいないスイスのクリスマス時期の過ごし方を紹介する。

 

本記事の内容

・聖ニコラウス (St.Nikolaus)

・クリストキント (Christkind)

・アドベント (Advent)

・クリスマスマーケット (Weihnachtsmarkt)と手作りろうそく(Kerzenziehen)

・クリスマスツリー (Weihnachtsbaum)

・クリスマスパーティー (Weihnachtsfest)

 

本記事の信頼性

ライター はなみ

・スイス在住20年

・毎年家族といっしょにスイスのクリスマスを堪能

 

 

サンタがいないスイスのクリスマス

聖ニコラウス

 

聖ニコラウスの日 (St. Nikolaustag)

 

スイスに来るまで知らなかった。

 

こちらにはトナカイに乗って子供たちにプレゼントを贈るサンタクロースがいない。

 

12月6日が、特別な日だということが判明。

 

聖ニコラウスの日(St. Nikolaustag)という。

 

聖ニコラウスという、サンタクロースに似た感じのおじさんが、子供たちを訪れる。

 

シュムッツリ(Schmutzli)という従者といっしょに来る。

 

はなみ
昔はロバといっしょにきたそうです。

 

こんな感じの装い

 

聖ニコラウス、シュムッツリと女の子

 

聖ニコラウスは、鈴のついた長い杖と分厚い本を持っている。

 

シュムッツリは子供たちのプレゼントの入った大きな袋と小枝のほうきを持っている。

 

 

聖ニコラウスの訪問

聖ニコラウス、シュムッツリと女の子が話し合う

 

聖ニコラウスは、12月6日に子供の自宅を訪問する。

 

自宅近くに聖ニコラウスが近づくと、鈴の音が聞こえてきます!

 

聖ニコラウスは本を見ながら、子供とお話しする。

 

はなみ
シュムッツリが1年間子供を観察し、いいこと、悪いことを聖ニコラウスの本に記すそうです。

 

今年頑張ったことやよかったことを褒める。

 

そしてよくなかったことを指摘する。

 

時にはしかり、来年までに改善するように促す。

 

はなみ
シュムッツリの小枝のほうきは、悪い子を罰するためのものだそうですよ。

 

うちの子は、ブロッコリーなどの緑色の野菜が嫌いで、なかなか食べなかったので、食べるように促されていました。

子供はなんで知ってるんだろうって、驚いていました。

他には、兄弟喧嘩を減らすようになんて注意される子もいます。

ピアノの練習頑張ってるねって褒められる子もいます。

 

 

お話が終わると、子供が聖ニコラウスのために用意したことを披露。

 

練習した歌や暗記した詩を聞かせたり、

 

楽器を演奏したりする。

 

最後にプレゼントをもらう。

 

シュムッツリが大きな袋からプレゼントを出し、

 

聖ニコラウスから手渡しされる。

 

プレゼントはみかんと落花生、またはお菓子といった食べ物です。

 

訪問は15分ぐらい。

 

はなみ
初めての年は、年齢もまだ幼く、怖いみたいで固まっていました。

泣いちゃう子も多いみたいです。

 

 

裏事情

袋に入ったみかんとナッツ

 

実は、希望する親が11月に教会に訪問を依頼する。

 

はなみ
うちは地元のカトリック教会(主人がカトリックなので)に頼んでいました。

キリスト教じゃなくても依頼すれば来てくれます。

 

依頼する際、申し込み用紙に名前・住所を記入。

 

そして、子供が1年間頑張ったこと、よかったこと、

 

悪かったこと、改善してほしいことを記入。

 

はなみ
だから、聖ニコラウスはなんでも知ってるんですよ!

 

12月6日近くになると、何時ごろお伺いしますというハガキが届く。

 

当日、外(玄関前)に子供のプレゼントを袋に入れて親が用意しておく。

 

そして善意で寄付金も置いておく。

 

この夜は、町中聖ニコラウスとシュムッツリの格好をした人たちが、リンリン鈴を鳴らしながら歩いています。

 

 

 

スイスのクリスマス クリストキント(Christkind)

クリストキント

 

12月25日に、希望したプレゼントがクリストキントにより届けられる。

 

クリスマスツリーの下に24日の夜に置かれることが多い。

 

ウィキペディアによると、

 

クリストキント (独:Christkind) は、主にドイツ南部、オーストリア、スイス、ハンガリー、チェコ、スロバキアなどに伝わるクリスマスの天使。

 

名前は「幼いキリスト」だが、そのイメージは、女性の姿で想像されている。

 

サンタクロースと同じような役割を持つ。

 

子供たちは、クリストキントにクリスマスプレゼントをお願いします。

サンタさんじゃありません。

 

 

スイスのクリスマス アドベント(Advent)

アドベント

 

クリスマスの4週間前の日曜日からの時期がアドベント。

 

クリスマスまでの約4週間を待ち遠しく祝う風習がある。

 

はなみ
この時期から、玄関周りやテラスにもクリスマスのライトアップや装飾を始める方が多いです。

 

 

アドベントクランツ

アドベンとクランツ

 

第1アドベントの日曜日に、アドベントクランツを飾る家庭が多い。

 

アドベンツクランツは、針葉樹で飾られたろうそくを4本装飾したもの。

 

はなみ
手作りする人もいますし、花屋で買う人もいます。

 

第1日曜日から第4日曜日まで、毎週1本ずつろうそくを灯す。

 

第4日曜日には全てのろうそくが灯る。

 

はなみ
我が家は火事が心配なので、家族全員が集まる食事の時にろうそくを灯します。

いつも灯さないといけないというわけではなく、家庭によりさまざまです。

 

 

アドベントカレンダー

アドベントカレンダー

 

12月1日から24日まで、毎日日替わりでプレゼントがもらえる。

 

子供用だと、お菓子やおもちゃ、小さい本などが人気。

 

大人用もあり、コスメや高級チョコ、ビールなど。

 

はなみ
アドベントカレンダーを手作りする方もいます。

毎日、色々なプレゼントが入っていて楽しそうです。

 

カレンダーの小窓や小包に数字が書かれていて、その中にプレゼントが入っている。

 

クリスマスまでの1日1日を、その小窓や小包を開けて楽しむ。

 

 

アドベントの楽しみ ヴィヒテルン(Wichteln)

2つの小さなプレゼント

 

日本語訳がしっくりこないが、「秘密のプレゼント交換」とでも訳そう。

 

アドベントの時期に、幼稚園や学校のクラス、会社の同僚、スポーツクラブなどのグループ間で、ランダムにプレゼントを贈り合う。

 

例えば、学校だと、プレゼント予算3フラン(約300円)と設定。

 

1週間に1回合計4回交換する。

 

クラスメートの名前が書いてある紙をくじ引き方式で引く。

 

そこで誰にプレゼントをあげるかが決まる。

 

基本的にもらう人とあげる人は違う。

 

バレないようにあげなければならない。

 

はなみ
手作りの手の込んだものを用意してくれる子供もいます。

最後のプレゼントだけ5フランと予算が多めになることがあります。

 

 

アドベントの楽しみ ビスケット

ビスケット

 

この時期は、ビスケットを子供たちとたくさん焼く。

 

焼いたビスケットは、「秘密のプレゼント」にしたり、

 

ご近所さんにあげたりする。

 

はなみ
かわいい缶に詰めて、プレゼントします。

 

 

 

クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)と手作りろうそく(Kerzenziehen)

クリスマスマーケット

 

アドベントの時期は、町や村で、クリスマスのマーケットが開催される。

 

クリスマスのオーナメントや、プレゼントになりそうな手作りの工芸品などが並ぶ。

 

とても可愛らしくて魅力的です。

大きい町では、クリスマスマーケットをアトラクションにして観光客を引き寄せます。

 

 

グリューワイン

 

とても寒いので、屋台でグリューワインという温かいワインを飲む習慣がある。

 

はなみ
典型的なクリスマスの飲み物です。

知りませんでした。

 

 

ろうそくを作る子供たち

 

また、町や村に子供たちが自分の好みのろうそくを手作りできるような場所が設置される。

 

はなみ
うちの子供は学校の課外活動の一環で毎年ろうそくを作りに行っていました。

蜂蜜のロウで作る黄色いロウソクが多いです。

 

 

 

クリスマスツリー (Weihnachtsbaum)

クリスマスツリーを選んでいる男の子

 

本物のモミの木を使う。

 

なので、クリスマス直前になって購入し飾る。

 

はなみ
早くから飾ると部屋が暖かいので乾燥してしまい、ポロポロと葉が落ちてきてしまいます。

クリスマスの1日か2日前に飾るうちが多いようです。

 

 

クリスマスパーティー (Weihnachtsfest)

クリスマスディナー

 

12月24日は、祝日ではない。

 

会社は午後から休みというところが多い。

 

お店は基本的に午前中、または16時ごろまで営業している。

 

クリスマスパーティーは、12月24日の夕方からや12月25日に行われることが多い。

 

はなみ
日本のお正月のように、親戚が集まり食事をしたり、歌を歌ったり、楽器を演奏したり、ゲームをしたりします。

 

夫婦だと、ご主人方の親戚と奥さん方の親戚とたいてい2回パーティーがある。

 

プレゼントを交換し合う。

 

ちなみに12月25日と26日が祝日。

 

お店はどこも閉まっている。

 

家族で楽しく過ごす。

 

 

スイスのクリスマス

クリスマスツリーとプレゼント

 

日本に住んでいるときは、クリスマスが産業主義のように感じた。

 

はなみ
正直、クリスマスイルミネーションなんかは日本の方がきれいかもしれません。

 

キリスト教の国のクリスマスは、また国によって違う。

 

はなみ
アドベントの時期の過ごし方はこちらにくるまで全く知りませんでした。

 

子供たちの教育的要素もある。

 

子供だけではなく大人もプレゼント交換で盛り上がる。

 

そして、家族や親戚で静かに過ごす。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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●海外生活、国際結婚、育児に奮闘中● スイス人との結婚を機にスイスへ移住 ▶︎ドイツ語C2 ▶︎日本語教師としてスイス企業就職 ▶︎出産・育児 ▶︎フィギュアスケートママ ▶︎スケート関係の仕事 ▶︎スケママ卒業後、日本語教師として働きながらゆるくブログを更新中

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