育児

海外で子育て [バイリンガルに育てよう]

バイリンガル教育

 

海外に住んでいるし、親と日本語で話しているから、バイリンガル子育てなんて必要ないんじゃない?
バイリンガルにするために、何か特別にしないといけないのかな?

 

こんな疑問や悩みにお答えいたします。
はなみ

 

国際結婚の場合でも子どもが必ずしもバイリンガルになるとはかぎりません。

親が子どもに適した環境を作り、子どもの問題点を解決していくことで可能になります。

 

本記事の内容

  • バイリンガル 子育て 小学校入学まで
  • バイリンガル 子育て 9歳前後まで
  • バイリンガル 子育て 9歳前後以降

 

本記事の信頼性

記事ライター はなみ

  • バイリンガル 子育て 経験者
  • 日本語教師歴 15年以上

 

海外でのバイリンガル子育ての年齢別日本語環境づくりと問題点をご説明いたします。

 

 

バイリンガル 子育て 小学校入学まで + 幼児通信教材

 

海外在住のバイリンガル教育では、どれだけたくさん日本語環境が作れるかが最重要になります。

 

なぜなら、海外では日本語環境がほとんどないからです。

 

また、年齢が上がるにつれて超えなければならない壁が発生します。

 

はなみ
どのように日本語環境を作っていくか、壁を超えていくかをご説明いたします。

 

 

環境づくり

 

日本語環境

 

幼児期ではどれだけ子どもと日本語で話すかが鍵になります。

日本語を母語として脳に定着させなければなりません。

 

逆を言うと、この時期日本語にほとんどふれなかった子どもは、将来もバイリンガルにはなりません。

 

具体的には以下のことをすれば日本語はかなり定着します。

 

  • 徹底して自分の母語(日本語)だけで子どもに話しかける。
  • 日本語で絵本の読み聞かせをする。
  • 日本語のアニメを見せる。
  • 日本の幼児用通信教育を利用する。(ベネッセなど)
  • 日本語の視聴覚教材(D V D・C D・アプリ)を使う。
  • 日本人同士のプレーグループに連れて行く。
  • 日本の祖父母と規則的にテレビ電話させる。
  • なるべく多く帰国し日本語だけの環境を作る。
  • 可能なら日本の幼稚園へ短期入園させる。

 

おすすめ 幼児通信教材

 

こどもちゃれんじ (ベネッセ )

 

しまじろうでお馴染みのベネッセのこどもちゃれんじ。

幼児期に必要な学びを厳選して届けてくれます。

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0〜6歳対象

 

こどもちゃれんじ

 

はなみ
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壁 (問題)

 

ここまではほとんど壁もなくバイリンガル教育がスムーズにいく方が多いです。

 

以下は、ごく一部の方の悩みと解決法です。

 

ママと日本語ばかりで、現地の言葉が遅れているよう。

幼稚園でいじめられませんか?

はなみ
幼稚園が始まれば現地語は劇的に上達し、現地の子との差はほとんどなくなります。

 

フルタイムで働いていて、子どもと接する時間があまりないので心配です。
はなみ

可能ならば、近所に住む日本人の方にお世話を頼むようにして、なるべく日本語に接する環境を作ってあげましょう。

日本語の補修校の幼稚園に通わせることもおすすめです。

 

義両親や主人に子供と日本語で話すことを反対されました。でも私は日本語で子育てしたいんです。
はなみ
人の目は気にしないでください。世の中にはいろいろな考えの人がいて全員を納得させることはできません。あなたがお子さんをバイリンガルにしたければ、日本語を話すべきです。人のせいにすることなく、後悔しない選択をしましょう。

 

 

バイリンガル 子育て 9歳前後まで + 通信教材

 

環境づくり

 

日本語環境

 

小学校入学を機に話すことだけではなく、書くことや読むことといった日本語の学習が始まります。

 

効率的に日本語を勉強させたい場合

  • 文部科学省認定の日本人学校の補修校へ入学させる。
  • 日本人コミュニティーが主催している日本語学校へ入学させる。
  • 日本語が教えられる日本人(日本語教師)に勉強を見てもらう。
  • 日本からの通信教育を使う。

 

日本から通信教育を頼むと全教科の学習教材が送られてきます。

全部させるべきですか?

 

はなみ
国語だけ勉強すれば十分です。作文中心ですが、日本語だけの通信教育もあるので検討してみましょう。

 

おすすめ 通信教材

 

ブンブンどりむ

 

小学生を対象とした作文の通信講座。

丁寧な作文添削指導と楽しい教材で、書く力、 考える力を育てます。(齋藤孝先生監修)

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ブンブンどりむ

 

壁 (問題)

 

 

小学生になると、現地校でも勉強がはじまるわけです。

もちろん、お友達と遊ぶ時間も大切です。

必然的に子どもは1日の大半を現地語で過ごすことになります。

毎日の学校での勉強や習い事が優先になり、日本語学習がなかなか進みません。

 

そうすると、日本語の学習効率は必ず下がります。

 

子どもが小学中学年になると、日本語学習へのモチベーションも下がってきます。

 

日本語を使うのが面倒になり、現地語とごちゃ混ぜで話したり、日本語自体を話すのをいやがったりする時期がきます。

 

この壁を乗り越えるポイント

 

  • たとえ子どもが現地の言葉で話しかけてきたり、答えたりしても、自分は徹底して日本語で話す。
  • 子どもが現地語と日本語をごちゃ混ぜにして話す場合は、日本語でなんと言うかがとっさにはわからないからです。粘り強く、日本語に言いかえて会話を繰り返してあげましょう。

私の場合は、子どもはドイツ語を話すので、

「今日は、学校で*lesenした。」 と言われたら、

「今日は、学校で読書したのね。」と言う具合に言いかえます。

*lesen=読む

 

もう一つの壁が漢字です。

 

小学校3年生ぐらいから、熟語が多くなります。

語彙力の差が日本の同年齢の子に比べてでてきます。

つまり圧倒的に日本語の語彙が少ないということです。

まず、でてきた熟語の意味がわかりません。

ですから、漢字が覚えられないと言う負のスパイラルに陥ります。

 

はっきり言うと日本語の読み書きができるかできないかで、バイリンガルになるかならないかが定まってきます。

 

学習効率がよく、親が口うるさく言っても、なんとか学習が継続できる子どもは壁が乗り越えられます。

 

親への反抗期も重なり、学習意欲を失い日本語学習をやめてしまう子が多いのがこの時期です。

 

 

バイリンガル 子育て 9歳前後以降

 

壁を乗り超えた場合

 

定期的に日本語能力検定試験を受けさせ、自分の日本語能力に自信をつけさせてあげてください。

 

ここまで頑張って学習が続けられた子どもは、学習していく過程で、かなり強い動機があります。

 

例えば、

  • 大好きな漫画を原本で読みたいから。

 

  • 将来は日本でモデルになりたいから。

 

  • 日本の大学で勉強してみたいから。

 

親だけではなく、本人がバイリンガルであることが、いかに自分の将来や夢に向かって有利に影響するか自覚できるとモチベーションはあがります。

 

また、何度もやめたいと思った日本語学習をやめさせないで、それでも応援してくれたご両親に感謝する子どももたくさんいます。

 

微笑ましいですね。

 

 

壁が乗り越えられなかった場合

 

では日本語学習をやめてしまった子どもは?

 

とにかく日本語を使う環境を増やし刺激することです。

 

  • 日本のアニメ・ドラマ・漫画を見させ、日本語への興味を持続させる。
  • 日本の祖父母と規則的にテレビ電話させる。
  • なるべく帰国し、日本文化や日本に興味を持たせる。

 

やめてしまったとしても、親が日本語で話し続け、上記のことだけでも続けていれば、読み書きは難しくても会話はできます。

 

また脳にはしっかりと日本語の基礎が築かれているはずです。

ですから、また成長して日本語を学習する機会があれば、スムーズに早く習得できるはずです。

 

 

まとめ : 海外で子育て [バイリンガルに育てよう]

 

国際結婚家庭のバイリンガルの子どもでも、日本語を含む両言語で読み書きまでできるようになるのはとても難しいのです。

 

海外でのバイリンガル子育て

ポイント

  • 日本語環境作り
  • 様々な壁の乗り越え

 

このポイントを考えながら、お子さんと二人三脚で頑張れるといいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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はなみ

●海外生活、国際結婚、育児に奮闘中● スイス人との結婚を機にスイスへ移住 ▶︎ドイツ語C2 ▶︎日本語教師としてスイス企業就職 ▶︎出産・育児 ▶︎フィギュアスケートママ ▶︎スケート関係の仕事 ▶︎スケママ卒業後、日本語教師として働きながらゆるくブログを更新中

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