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海外在住者 親の介護に直面して

 

日本にいる身内から高齢の親の近況を聞くと、いてもたってもいられません。

どのように対処したらいいのかしら?

 

こんなお悩みにお答えいたします。
はなみ

 

 

高齢になってきた日本の親の介護に不安を抱いている海外在住者は多いのではないだろうか。

 

若い頃、国際結婚を決意し、遠く離れた国で暮らす覚悟を決めた。

 

実際に、親の介護に直面する年齢を迎えた。

 

正直、不安な気持ちや子供としての罪悪感がある。

 

海外にいても、できることを考えてみた。

 

正解はないのだが、お互い共有し少しでも参考になれば嬉しい。

 

本記事の内容

  • 親の老後問題
  • 親の介護
  • 心構え

 

本記事の信頼性

ライター はなみ

・スイス在住20年

・2020年秋のコロナ禍に親の介護で6週間日本に滞在

 

 

海外在住者 親の老後問題

車椅子

 

スイスに在住してあっという間に20年が過ぎた。

 

子供も大きくなり、自分も歳をとる。

 

元気だった父も歳をとり、病気になった。

 

両親の老後問題を考えなくてはいけない状況になっている。

 

<海外在住者ができること>

  • 親が元気なうちに、必要な知識を得る
  • 親が元気なうちに、親の希望をしっかり聞く

 

介護の知識

 

私は、本を読んで基礎知識を得た。

 

はなみ
いざという時に慌てなくてすみますので、参考までに私が読んだ本を紹介いたします。

 

こちらはあまり重くなく簡単に読めておすすめ。

 

 

父の具合が悪くなった。

 

うちの両親は、コンピューターのない環境。

 

頼れる兄弟がいないので、私が以下のこと簡単に伝えた。

  • 地域包括センターで相談するための電話番号
  • 介護申請
  • 介護認定
  • ケアーマネージャーが介護プランを立てる

 

両親は少しパニックになっていた。

 

何をすればいいか海外からでも教えてあげられる。

 

本を読んでいたので、慌てず対処できました。

両親の不安が少し取り除かれました!

 

高齢者が困った場合は、住んでいる地域の地域包括センターにまず連絡。

 

介護が必要かどうか申請できる。

 

役所から訪問調査。

 

父の場合はパーキンソン病が判明した時点で、介護保険の要支援2の認定を受けた。

 

高齢者が多いためか、介護のシステムは祖父母の頃に比べると、かなり進歩している。

 

家族の精神的・経済的苦痛を和らげるためのサービスがたくさんある。

 

はなみ
そのようなサービスを利用することを勧めてみましょう。
  • 担当のケアーマネージャーが配属される
  • 高齢者が住みやすいように自宅の数カ所に手すりなど設置

(住宅改修費用の9割が支給される。)

  • 介護ベット、杖、車椅子などの貸し出し(低料金)
  • デーケアサービス(通所リハビリ 車で送迎)の利用

 

はなみ
父は他にもたくさん病気がありますが、自宅で生活していました。

 

要介護3になり、1人で歩くのが難しくなった。

 

すると、ケアーマネージャーから、在宅看護や在宅リハビリの提案がある。

 

高齢の母が父をリハビリに連れて行く負担を考えてくれたようだ。

 

はなみ
このように介護のプロがサポートしてくれるので、海外で生活していても少し安心です。

 

 

両親の希望

 

親が、ある程度元気なうちに、親の希望をしっかり聞くことも大切。

 

両親は、最後まで住み慣れたところで生活したいという希望がある。

 

なので、海外に引き取り介護ということはできない。

 

父は施設ではなく、できる限り在宅介護を希望している。

 

母は元気だが、介護が必要になる時には1人であるだろう。

 

母は希望しても在宅介護は難しいと自分でもわかっているようだ。

 

 

はなみ
希望がわかれば、それに沿った介護が提案できます。

 

 

海外在住者 親の介護

杖をつかんだ老人の手

1年に1、2回、帰国して元気な顔を見せる。

 

孫を連れて帰る。

 

いっしょに旅行に行く。

 

このように父がまだ介護が必要ではない時は過ごしてきた。

 

こんな感じで過ごされている方は多いのではないだろうか。

 

 

はなみ
父が要介護3になった時は状況が変わりました。

 

 

<海外在住者ができること>

  • 単身で帰国
  • 家の片付け(終活の手伝い)
  • 病院やリハビリの付き添い
  • ケアーマネージャーとの連絡
  • 介護施設の検討 (必要なら)

 

介護できる期間も海外在住者だと限られる。

 

日本語ができない配偶者や子供がいっしょだと、介護は難しい。

 

介護のほか、手続きや、調べものなど面倒なことも多いからだ。

 

はなみ
小さいお子さんがいらっしゃる方は、大変ですが長期滞在する場合は日本へ連れてきた方がいいと思います。

 

 

車椅子で移動することが多く、母の負担を軽くするため、

 

帰国中は、病院やリハビリの付き添いは私が行った。

 

 

お世話になっているケアーマネージャーに挨拶。

 

ケアープランをいっしょに検討。

 

手続きの説明。

 

 

はなみ
介護保険や医療保険は複雑でシステムを理解するのが高齢者だけだと難しいと感じました。

ケアーマネージャーから聞いた情報をわかりやすく親に説明するのも大事です。

 

介護の合間に母のサポートを行った。

 

老夫婦では難しい、

 

粗大ゴミを捨てる、

 

手が届かないような庭の植木の手入れは率先して行おう。

 

 

介護施設を検討している場合は、ネットで探したり、見学に行ったりしてみるとよい。

 

 

帰国中は老老介護をしている母の負担が少し軽くなりました。

 

 

海外在住者 心構え

車椅子に乗った老人とおす人の後ろ姿

 

いざ、親の介護のサポート必要となった時、海外在住者はどうしたらよいのだろうか。

 

介護帰国するための心構え

・十分な資金

 

・仕事の調整

 

・現地の家族の理解

 

まず、いつでも帰国できるお金に余裕があること。

 

飛行機代や滞在費がパッと払えるように用意しておく。

 

 

働いている方は、長期間急に休めるかどうか事前に確認しておこう。

 

はなみ
私は教師ですが、仕事に穴を開けないように、代講の先生を手配しました。

また、代講の先生に迷惑がかからないように、仕事自体(受持ちのクラス)を数年前からセーブしていました。

 

 

そして家族の理解が一番大事。

 

配偶者には家事・育児の負担がかかる。

 

子供は寂しい思いをする。

 

戻ってきて、関係がギクシャクしてしまうと困るもの。

 

あなたの家族は今、ここで暮らしている家族。

 

そんな1番大切な家族の気持ちを優先すべき。

 

はなみ
うちは子供がある程度大きかったのでなんとか介護にいけましたが、小さいお子さんがいる方だと大変難しいと感じました。

 

 

あとは、兄弟・親戚に困った時に助けてもらえるように、普段から付きあっておくことも大切。

 

 

はなみ
うちはあいにく、近くに親戚が全然いませんが、従姉妹と連絡はとって近況を伝えています。

 

 

海外在住者 親の介護 まとめ

 

今回、コロナ禍で介護帰国した。

 

2週間、自主隔離があり、時間もお金も余計にかかってしまった。

 

でも行動してよかった。

 

後悔は一切ない。

 

海外在住者の親の介護の正解は、自分が今できることを精一杯することなのではないかと思う。

 

父とかけがいのない1ヶ月をいっしょに過ごせたことは、一生忘れません。

 

 

両親ともに80代になると、できなくなることが多くなる。

 

名医がいる都内の病院を諦め、通いやすい近所の病院に変えていた。

 

父は母が介護してくれる。

 

今元気な母は、いつか1人になり心細い思いをするに違いない。

 

私も子供が1人しかいないので、自分が年取った時、両親のようになると思う。

 

先のことは考えてもわからない。

 

わりきって諦めなければならないこともたくさんある。

 

でも今できることを精一杯するだけ。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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●海外生活、国際結婚、育児に奮闘中● スイス人との結婚を機にスイスへ移住 ▶︎ドイツ語C2 ▶︎日本語教師としてスイス企業就職 ▶︎出産・育児 ▶︎フィギュアスケートママ ▶︎スケート関係の仕事 ▶︎スケママ卒業後、日本語教師として働きながらゆるくブログを更新中

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