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フィギュアスケート [やめる勇気]

フィギュアスケート 白鳥のポーズ

 

私の娘は週5日、リンクに通い一生懸命練習しています。

経済的に苦しく、娘には中学進学を機にやめる方向で話しています。

これでいいのか正直迷っています。

 

子供が何回かやめたいと言い出しています。

国内トップクラスです。ここまで頑張ってきたのにどうしていいかわかりません。

 

こんなお悩みにお答えいたします。
はなみ

 

フィギュアスケート選手のほとんどは、世界の頂点を目指す前に、やめるという決断に直面します。

 

お母さんもお子さんもやめることがいけないと思わないでください。

 

もちろん挑戦し続ける努力も大事です。

 

しかし自分が納得できる終わりかたをするという勇気も尊重されるべきです。

 

勇気をもってやめることについて、説明いたします。

 

はなみ
こちらの記事は、フィギュアスケートの選手を目指す子どもの親御さんに向けて書いております。

 

本記事の内容

・親の都合でやめる

・子どもの意志でやめる

・後悔しないやめ方

 

本記事の信頼性

・子どものフィギュアスケートママ歴 6年

・フランスのインターナショナルキャンプ3回他多数のキャンプ主催アシスタント

・オリンピック参加選手を持つコーチに3年間師事

・ベノア・リショー氏に振付を3年間依頼

・プルシェンコ選手の元コーチ アレクセイ・ミッシン氏のキャンプ参加経験あり

・エテリ・トゥトベリーゼ氏のサンボ70で練習経験あり

・子どもは11―12歳時スイス国内でその年のノービスカテゴリー最優秀選手に

・子どもが中学進学を機にフィギュアスケート選手をやめた経験あり

 

フィギュアスケート やめる勇気 親の都合

悩む母親

 

フィギュアスケートという競技は、本人だけではなく親にとってもシビアなスポーツ。

経済的、時間的にも、他のスポーツの数倍の負担がかかるもの。

 

子どもの本気と親の覚悟。

 

この両方がなければ選手は育ちません。

 

こちらに関しては、以下の記事で詳しく説明しております。

 

親の条件
フィギュアスケート
フィギュアスケートをする子供のお母さんへ [親の条件]

続きを見る

 

親の都合 やめる理由と対処

家計が苦しい状況

 

他のスケママに相談もできない。

かといって、スケートを知らない人に相談しても的を得ない。

 

もしかしたら解決できるかもしれませんよ。

私の対処法を参考にして、もう一度考えてみてください。

 

親の覚悟が揺らぐ理由は以下の3つ

 

経済

スケートにかけるお金に余裕がない

 

はなみ
練習回数を減らし、趣味として細く長くスケートを楽しむよう方向転換してみるのは?

 

時間的

練習の送り迎えができない

週末の試合の遠征に行けない

自主練のアドバイスができない

 

はなみ
家族で調整は可能ですか?

少し早くても1人でもできませんか?

 

気持ち的

コーチへの指導方法への不信感

 

はなみ
コーチ変更してみてはいかがですか?

 

 

他のスケママとの折り合いが悪い

 

はなみ
なるべく関わらないようにできますか?

またはコーチ変更も考えてみては。

 

 

子どもの能力のなさに絶望

 

はなみ
まだお子さんが小さいなら、焦らず応援して様子を見てみては?

14歳以上でダブルアクセルが飛べないようであれば、趣味のスケートに変えてみては?

 

 

勉強にもっと集中してほしい

 

はなみ
勉強とスポーツの両立ができる学校進学を検討してみては?

 

 

親の都合 やめる勇気

悩む母と娘

 

上記の理由から対処法がない場合。

 

はなみ
子どもが続けたいのに、親の都合で選手を諦めさせるのは辛いですね。

お子さんの意に反するので。

 

以下のことを試してみましょう。

選手ではなく趣味として続けるのはどうかと提案

➡️経済的・時間的緩和

新しく打ち込めることへの導き 

➡️習い事、部活、勉強、友達、恋愛など

 

はなみ
じっくりお子さんと話し合い、素直に気持ちを伝えましょう。

 

 

フィギュアスケート やめる勇気 子どもの意志

ベンチに置かれたスケート靴

 

子どもの意志 やめる理由

身体的理由

怪我 ➡️ 疲労骨折や膝の故障など、体への負担が大きく練習に限界がきた場合

 

体型 ➡️ 第二次成長期後の体重管理ができず、競技に影響が出る場合

 

 

学校の状況

学校 ➡️ 勉強と練習の両立が不可能な場合

 

 

モチベーション喪失

他に興味があることができる ➡️ 習い事・部活・友達・恋愛・勉強・普通の生活

 

今の生活への過度なストレス ➡️ 練習量の多さ、食事制限、自由時間のなさ

 

能力の限界に気づく ➡️ 試合に勝てない、進級テストに合格できない

 

はなみ
スケートへの情熱を失います。

 

 

子どもの意志 やめる勇気

悩む女の子

 

はなみ
致命的な怪我では、残念ですがやめざる得ないことの方が多いです。

 

また、学業と練習の両立は実際に続けたいのに続けられない理由の一つです。

 

はなみ
年齢的にポイントとなるのが、中学入学時ですね。

 

中学生になっても全力でスケートに打ち込める子どもは、それこそインターナショナルの大会に出られるぐらいのレベル。

 

はなみ
そうじゃないと、全てが中途半端に終わってしまうんです。

 

そういうことが理解できる年齢です。

 

それでも、スケートをとってしまうと何も残らないタイプの子は、学業も気にせずスケート一筋で頑張ります。

 

しかし、なんでもできてしまう子は、選択肢が多く続けることが難しく感じます。

 

 

また、思春期を迎え、体や心に変化が出てきます。

 

新しい生活に夢を描いたり、新しいことに興味が芽生えるのはおかしいことではありません。

 

はなみ
お母さんは認めてあげなければいけません。

親が欲張り過ぎると、子どもがのちのち何もつかめず苦労します。

 

 

フィギュアスケート 子どもの意志 後悔しないやめ方

3つのメダル

 

いかなる理由にせよ、スケートへのやる気を失ってしまった子どもはいくら才能があっても続けることは難しいです。

 

もちろん、いやになったからすぐやめるといのはよくありません。

 

生きていれば、必ずいやなことはあります。

 

いつもいつも親がいやなことから助けてあげることはできません。

 

はなみ
本人が納得してやめるのであれば、どのタイミングでもいいはず。

 

ここは区切りをしっかりつけて、あきらめずに最後までがんばってほしい。

 

モチベーションを失っているので難しいですが、

  • いつまでと期間を決める
  • 表彰台やトップ10など、試合での見合った目標をしっかり設定する

 

そしてその間は一生懸命練習する。

 

もしかしたら、またスケートに対するモチベーションがその間に戻ってくるかもしれません。

 

大人になったとき、こう思うのは避けたいですよね。

  • 私はいやになって逃げてしまった
  • スケートをしていたことを思い出したくない
  • スケートがきらい

 

私の経験

 

私の子どもは、モスクワのサンボ70でトレーニングに参加した後、スケートをやめる決心をしました。

[同年代のロシア選手のレベルが高い]

<理由>

  • 学校へ行かずに1日中効率よく練習
  • 練習の真剣さがすごい

<結果>

  • 学校へ行ってクタクタになって練習しても追いつかない
  • スイスの自分の置かれた環境では世界レベルは難しい
  • でもスケートのためだけに練習場所を変えたり、学校に行かないのはいやだ

 

“二兎追うものは一兎もえず” に気づいた瞬間です。

 

学業とスポーツの両立が目標だったので、スポーツだけという選択はありませんでした。

スケート一筋になれるまで好きではなかったということ。

 

学校が大好きなので、学校へ行かずにただスポーツに打ち込む子どもたちがいることにショックを受けていました。

 

自分が納得してやめることに私は反対しませんでした。

 

ただ、シーズン前の中途半端な時期だったので、シーズンが終わるまでは頑張ることを約束しました。

 

スイス選手権では表彰台を惜しくも逃しました。

シーズン中の国内大会では同カテゴリーの全選手中、一番たくさん表彰台の一番上に乗ることができ、その年の最優秀選手に選ばれました。

 

私は有終の美が飾れたと思っています。

 

途中で諦めずに頑張れば結果が出ることが学べたと信じています。

 

シーズン前に辞めていたら、この結果を得ずに終わっていました。

 

6年間一生懸命、週20時間以上練習してきた頑張りが証明されたように感じました。

 

これから新しく何かを始めても、スイスで5本の指に入れることは正直ないと思います。

だから、貴重な体験です。

 

たとえ、スイスチャンピオンやオリンピックチャンピオンになれなくても。

 

 

フィギュアスケート やめる勇気 まとめ

試合前のスケートリンク

 

上手になるにはこんなに大変な思いをしないといけない。

 

でも新しい技ができるようになる達成感。

 

試合で優勝。

 

もっとできるようになりたいと練習。

 

これを繰り返して、選手は自分と戦います。

 

そしてスケートが大好きで、喜びと情熱をキープする。

 

 

親も子どももスケートを通じて、たくさん楽しいことがあります。

 

 

でもスケートから喜びと情熱が消えてしまったら、やめる勇気をだそう。

 

やめることに罪悪感を感じることはありません。

あなたのお子さんはこんなに頑張ってきたんです。

こんなことに何年間も耐え抜いてきたんです。

  • 3〜6歳という世間的に早い年齢から始める
  • 朝練 (起床4時から5時)、放課後練習
  • 学校へ行く、寝る、以外はほとんどスケートに費やす
  • 氷に叩きつけられ、いつも青あざ
  • 体のどこかしらに常に痛みがある
  • 厳しい体重管理、食事制限
  • 親からの過度なプレッシャー
  • 学業との両立
  • 学校にもっと行きたいのに試合や練習で早退や欠席
  • 友達と遊べない
  • 他の習い事ができない

 

”家族も自分のためにたくさん犠牲にしてきたんだから、自分はここでやめられない。

最後まで頑張ろう。”

 

って思わなくていいんです。

 

はなみ
スケートだけが人生ではありません。

 

こんなに頑張ってきたあなたのお子さんは、この経験を通して人生を豊かにできます。

 

 

わたしは子どもがやめたくて、苦しんでいる時期もみてきました。

 

やめたいという気持ちのままフィギュアスケートを続けても、”喜び“ないと辛くなってしまいます。

 

ぜひ、後悔しないように納得できる終わり方を検討してみてください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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はなみ

●海外生活、国際結婚、育児に奮闘中● スイス人との結婚を機にスイスへ移住 ▶︎ドイツ語C2 ▶︎日本語教師としてスイス企業就職 ▶︎出産・育児 ▶︎フィギュアスケートママ ▶︎スケート関係の仕事 ▶︎スケママ卒業後、日本語教師として働きながらゆるくブログを更新中

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