海外生活

日本人が海外で一度は感じる人種差別や偏見・侮辱

木の模型を人間に例えた人種差別

 

スイスに住んでいる間に、アジア人ゆえに何回か不愉快な、不当な扱いをされたと感じることが正直ありました。

 

欧米を旅行されてこのような経験をされた方も多いのではないでしょうか?

 

このような人々の心の中に潜む人種差別や侮辱についての私の個人的考えを書いてみました。

 

 

本記事の内容

・スイスでの人種差別・偏見・侮辱

・人種差別それとも被害妄想?

・スイス人が思っているであろうこと

 

本記事の信頼性

ライター はなみ

・スイス在住20年

・アジア人ゆえに何回か不愉快な、不当な扱いをされたと感じることがある

・子供(スイス人と日本人のハーフ)も不愉快な扱いを受けたことがある

 

スイスでの人種差別・偏見・侮辱

仲間外れされて1人で座る女性

 

スイスに住んでいる間に、言動や行動ではっきりとした人種差別を受けたことはありません。

 

私がいやだなと感じたことは、

  • 電車で可能ならば私の隣には座らない
  • 何人かの子どもの幼稚園のママは絶対に私とは話さない

 

わりと長距離の電車通学を2年間していました。

私に限らず、有色人種が座っている席の隣は混むまで誰も座りません。

 

スイスの外国人の割合が約25%。

肌の色に関わらず、外国人があまり好きじゃない人が必ずいます。

 

アジア人の目と白人の目

 

子供が受けた偏見

  • 「中国人」と言われる
  • 目をつり上げてバカにする
  • 白人のハーフに外国人と言われる

 

どこでもわりとアジア人の区別がつかず、日本人だろうがベトナム人だろうが「中国人」って学校で言われます。

 

目をつり上げたり、垂れ目にしたりしてアジア人をからかう子どもが必ずいます。

 

スイス人とドイツ人のハーフの子が、うちの子を外国人呼ばわりするので、「あなたも半分スイス人じゃない? うちの子も半分スイス人よ。」って言ったら否定されました。

 

 

人種差別それとも被害妄想?

誤解を表す眉をしかめて顔を上げる大人の女の子

 

日本人は普段国内にいれば、自分たちが人種差別される側にはなりませんよね。

 

ですから欧米に行ったとき、そういう人種差別や偏見を敏感に感じるのかもしれません。

 

私自身、勝手に空気をネガティブに読んで、凹んでしまうことがあります。

 

あからさまじゃない差別の判断は、時に被害妄想にもなりかねないと思うことがあります。

 

3つの例を挙げてみます。

 

ある店での接客

ネガティブなジェスチャーをする買い物袋を持った女性

 

あるお店で洋服を探していました。

あまりにも店員の対応が悪いので、大変不愉快でした。

これは私がアジア人だからバカにしてまともに接客しないんだと。

 

しばらくして、主人の女友達数人(スイス人)と話す機会がありました。

そのうちの1人が、私と同じ店の店員の話をしていました。

本当に史上最悪に感じの悪い店員がいて、絶対あの店では買わないと言っていたのです。

 

ということは差別でもなんでもなかったということなんですよね。

 

スーパーのレジで

スーパーのレジに並ぶ女性

 

スーパーのレジで、知らないおばあさんに怒られました。

 

彼女いわく、私がいっぱい買い過ぎている。

「まるで1年分の買い物ね。」っと。

 

彼女は本当にパンと牛乳みたいな質素な買い物でした。

 

週に何回買い物に行くか、家族構成で買う量なんか違うのに。

大きなお世話だなと思いました。

何も言わなかったけど。

 

後から考えると、あのおばあさんは、私が難民だと勘違いしていたんじゃないかと。

人の税金でこんなに贅沢に買い物するなと言いたかったのかなと。

 

または、レジに時間がかかり、イライラさせただけだったかもしれません。

 

受け取り方で、差別ととるかどうか変わりますね。

 

白人とスイス人のハーフの認識

白人とアジア人と白人のハーフの抱き合った子供

 

スイス人とドイツ人のハーフの子に、うちの子が外国人と言われたこと。

子供同士は仲がいいんです。

小さい頃はよくお昼ご飯食べにきたり、泊まったりしていました。

中学生になった今でも仲がいいんです。

うちの子どもは現地の言葉も不自由なし。

 

でも私がドイツ語があまり上手じゃないのは感じ取るんですね。

コミュニケーションはできますが。

 

それで余計外国人って小さい子は思うんですよ。

うちの子まで。

 

その子の家族は私たちの住んでいるドイツ語圏では言葉に全く問題ないわけですから。

 

悪気はないんですね。

親もしっかりしていて、そういう人種差別的な人たちじゃないので。

見た目とか言葉で小さい子は判断するんでしょうね。

 

 

そう考えると目をつり上げたりして見せる子がいるのもわかります。

 

日本でも太った子どもがいじめられるとは言いませんが、学校で「デブ」とか言われてしまいますよね。

 

異質を好まないのは、差こそあれどの国でもいっしょかなと。

 

ただ、そういうことを言ったり、することによって傷つく人がいるというのを徹底的に学ばせなければいけません。

 

 

スイス人が思っているであろうこと

赤い金魚と手で遮られる緑と青の金魚

 

スイス人の外国人率は25%とかなり高いです。

4人に1人が外国人です。

ハーフやクワォターも入れると、純スイス人を探す方が難しくなります。

 

難民受け入れも積極的です。

 

魅力的なお給料に惹かれてくるE Uからの出稼ぎ労働者も多いです。

 

スイス人の中には、外国人が多いことを快く思っていない人もいます。

 

ドイツ語圏では外国人とお話しする時、スイスドイツ語からわざわざドイツで話される標準ドイツに変えて話さないといけないことも多いです。

 

私たち日本人も、外国人に常に英語で話さなければいけなければ、得意じゃない人はなんとなく遠ざかりますよね。

 

楽しく話す3人のママ友と赤ちゃん

 

子どもが小さい時、公園でたくさんの子どもが遊んでいると、私には話しかけないママたちが必ずいました。

 

でも、誰もいないとフレンドリーに話しかけてくるのです。

 

標準ドイツ語があまり上手じゃないスイス人は、他のスイス人の前で話すのを聴かれるのがいやな人もいるんですね。

 

いろいろな事情があって、私とは話さない人がいます。

 

必ずしも私が思っているような人種差別というわけではないのです。

 

 

しかし、教育やお金がない人はどうしても下に見られます。

 

また、スイスで自分の国のような振る舞いを続けていると嫌われます。

 

 

参考

スイスには人種差別撤廃法という人種差別に対するスイス刑法規範があります。

皮膚の色、民族、宗教を理由として公共の場における差別行為には、刑罰が科されます。

 

 

日本人が感じる人種差別や偏見・侮辱 まとめ

バツで消されている人種差別の文字

 

アメリカでは奴隷制度がありました。

日本でも植民地支配がありました。

残念ながら歴史的背景から、差別が根強く今の時代にまで残っています。

 

ヨーロッパで自分が差別・偏見を受けてみて、辛さが共感できます。

 

人々の意識を変えるのは容易ではありません。

 

私はスイスでは異質ですが、同化するように努力しています。

 

肌の色を変えることはできませんから。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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はなみ

●海外生活、国際結婚、育児に奮闘中● スイス人との結婚を機にスイスへ移住 ▶︎ドイツ語C2 ▶︎日本語教師としてスイス企業就職 ▶︎出産・育児 ▶︎フィギュアスケートママ ▶︎スケート関係の仕事 ▶︎スケママ卒業後、日本語教師として働きながらゆるくブログを更新中

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